Q. 終活でお墓を考えているのですが、生前墓を建てると早世するのでは?と不安です


A.生前建墓=寿陵は"長生き"と"めでたさ"を表す「寿」と、お墓を意味する「陵」が使われていることから、「長寿」、「家庭円満」、そして「子孫繁栄」を招くと考えられており、とても縁起の良い行いです。より良く人生を締めくくるために「お墓の準備」を考えてみませんか?
 

寿陵(生前建墓)4つのメリット
1.自分の意思で自由に選ぶことができる
生前にお墓についての希望を詳細に伝えておいたからといって、遺族がそれを実現してくれるとは限らないのが現実です。寿陵であれば、場所や墓石の種類・デザインにいたるまで、自分の思いを反映させやすくなります。

2.時間をかけることができる
亡くなってのち、ご遺族がお墓を探す場合、四十九日などの回忌法要を目安に建立するかたが多いようです。ご納骨までに時間がない場合、妥協して決めてしまいがちです。
寿陵では、そういった時間的制限がありませんから、余裕をもって探すことができます。

3.残された人の負担を軽減できる
家族が亡くなった後は、事務手続きのみならず、法要準備などに追われます。そのうえさらにお墓探しや建墓打合せまで重なれば、ご遺族は心身ともに大きなストレスを抱えます。生前にお墓を建てておくことによって、残された人達の負担を軽減することができます。

4.相続税を節税できる
家族が亡くなったとき、現金・預貯金・有価証券・不動産など、承継する財産すべてに対して相続税が課せられます。お墓を建てるために残しておいた現金に対しても同様です。しかし「墓所、霊廟および祭具並びにこれらに準ずるもの」に関しては課税されません。つまり、お墓は「祭祀財産」となり相続税が免除されるわけです。
 
元気なうちに、自分の意志決定が責任を持って出来るうちに、死後に迷惑をかけないように、よりよく人生を締めくくるために寿陵(生前建墓)お考えの方は少なくありません。
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2024年01月18日